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令和6年度 昭和医科大学病院附属東病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(中国竞彩网科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 中国竞彩网科別主要手術別患者数等(中国竞彩网科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術?術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒?転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 86 181 197 350 790 919 1376 1065 207
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間、当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。

解説
当院にご入院される患者さんは特に70歳代の方が最も多く、全入院患者さんの26.6%を占めています。次いで80歳代の方が20.6%と多く、当院は年齢層の高い患者さんがご入院されていることがわかります。
診断群分類別患者数等(中国竞彩网科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 1309 3.55 2.49 0.15 74.21
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 166 10.83 7.53 0.00 51.96
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 142 6.97 4.52 1.41 73.04
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 113 7.40 4.83 0.00 69.29
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術?処置等1 あり 手術?処置等2 なし 106 7.32 5.47 0.00 68.33
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院眼科の入院症例では「白内障、水晶体疾患」の患者さんが最も多く、全体の約5割を占めています。
次いで「網膜剥離」や「緑内障」等に関する症例が多いですが、当院眼科はこれら症例以外にも「硝子体疾患」「外傷」等の幅広い眼科疾患の中国竞彩网を行っています。
また、当院は平成30年12月に「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」を先進医療として認可を受け、令和2年6月からは選定療養として認可を受けております。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術?処置等2 1あり 定義副傷病 なし 93 18.39 18.98 7.53 73.58
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術?処置等2 2あり 定義副傷病 なし 84 19.85 16.94 25.00 73.99
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術?処置等2 4あり 定義副傷病 なし 54 15.85 16.89 27.78 74.39
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術?処置等2 なし 15歳以上 54 16.24 15.94 14.81 55.37
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術?処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 8.15 6.89 12.12 57.24
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院脳神経内科の入院症例は「パーキンソン病」の患者さんが最も多く、その他「脳梗塞」「てんかん」等に関する症例も多く中国竞彩网しております。
当院の脳神経内科では、幅広い脳神経、筋疾患に対して中国竞彩网しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 38 5.39 5.95 2.63 57.95
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 37 14.54 12.71 0.00 33.27
070230xx99xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 手術なし 35 18.57 11.98 0.00 73.00
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折?脱臼 手術あり 定義副傷病 なし 24 3.08 3.94 0.00 40.71
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸?腰髄損傷を含む。) 手術なし 22 19.73 19.16 45.45 79.55
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院整形外科の入院症例では「前腕の骨折」の患者さんが最も多く入院されております。
次いで「肘、膝の外傷」や「膝関節症」等に関する症例が多く、膝、肩のグループが関節鏡による靱帯再建、膝グループは骨切り術による変形性膝関節症治療を行っています。
また、股関節や大腿骨疾患や脊椎疾患については昭和医科大学病院にて治療を行っています。手術後のリハビリについては当院で実施し、幅広い整形外科疾患の中国竞彩网を行っています。
リウマチ膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xxxxx00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術?処置等2 なし 定義副傷病 なし 130 17.78 14.93 10.00 60.91
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術?処置等2 なし 15 15.33 15.00 0.00 78.67
070560xxxxx90x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術?処置等2 9あり 定義副傷病 なし 14 52.57 22.02 14.29 59.43
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし 11 30.73 18.68 9.09 71.55
070470xx99x3xx 関節リウマチ 手術なし 手術?処置等2 3あり - - 10.76 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院リウマチ膠原病内科の入院症例では「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患」の患者が最も多く、全体の約5割を占めています。
次いで「関節リウマチ」に関する症例が多いですが、当院リウマチ膠原病内科ではその他にも幅広い症例に対応しております。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術?処置等1 あり 231 2.00 2.02 0.00 55.71
010060xx970203 脳梗塞 その他の手術あり 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 2あり 定義副傷病 なし 脳卒中発症3日目以内 - - 29.99 - -
010300xxxxxxxx 睡眠障害 - - 3.96 - -
050050xx9900x1 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし 他の病院?中国竞彩网所の病棟からの転院 - - 14.91 - -
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし 他の病院?中国竞彩网所の病棟からの転院以外 - - 17.33 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院の循環器内科では睡眠医療センターとして「睡眠時無呼吸症候群」の患者さんに対して終夜睡眠ポリグラフィ検査を1泊2日で行っております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 31 6.06 7.26 3.23 52.74
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術?処置等2 なし 26 2.27 2.74 0.00 70.27
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術?処置等1 なし 19 4.26 4.65 0.00 52.53
160200xx020xxx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む。)等 手術?処置等1 なし 14 6.36 5.98 0.00 46.64
160200xx030xxx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術?処置等1 なし 12 5.00 3.31 0.00 28.92
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院形成外科の入院症例では「乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術」の患者が最も多く、次いで「眼瞼下垂」や「骨軟部の良性腫瘍」等に関する症例に対して中国竞彩网をしております。
なお、外来中国竞彩网と入院中国竞彩网の一部は昭和大学病院で行っております。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術?処置等1 あり 101 2.00 2.02 0.00 54.41
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術?処置等2 なし 15 47.27 20.78 20.00 84.33
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術?処置等2 なし - - 16.40 - -
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし - - 18.68 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし - - 13.41 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院呼吸器内科は睡眠医療センターの患者を中心に、「睡眠時無呼吸症候群」の患者さんに対して1泊2日で終夜睡眠ポリグラフィ検査を最も多く実施しております。次いで多い疾患は「誤嚥性肺炎」となっており、昭和医科大学病院からの転院患者の治療も行っています。
なお、睡眠時無呼吸症候群以外の外来中国竞彩网は、大学病院で行っております。
麻酔科(ペインクリニック)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術?処置等2 なし 48 8.50 15.41 0.00 71.00
070350xx97xxxx 椎間板変性、ヘルニア その他の手術あり 24 3.96 15.94 0.00 54.67
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー 手術なし 23 2.30 5.54 0.00 68.04
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 11 16.45 9.33 9.09 76.55
070350xx03xxxx 椎間板変性、ヘルニア 椎間板内酵素注入療法 - - 2.86 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院麻酔科(ペインクリニック)の入院症例では「脊柱管狭窄症」「椎間板変性、ヘルニア」「特発性(単)ニューロパチー」等、幅広い症例に対応しております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030150xx97xxxx 耳?鼻?口腔?咽頭?大唾液腺の腫瘍 手術あり 12 8.00 6.68 0.00 61.08
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術?処置等1 なし 11 7.55 7.90 0.00 47.91
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術?処置等1 なし 手術?処置等2 なし - - 12.45 - -
100220xx01xxxx 原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺腫瘍 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術 副甲状腺(上皮小体)摘出術等 - - 7.25 - -
140170xx97xxxx 正中頸嚢胞?側頸嚢胞 手術あり - - 6.62 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院耳鼻咽喉科(頭頸部腫瘍センター)の入院症例では「耳?鼻?口腔?咽頭?大唾液腺の腫瘍」「甲状腺の悪性腫瘍」等の症例に対応しております。
なお、外来中国竞彩网と入院中国竞彩网の一部は昭和大学病院で行っております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 12 8.50 9.33 16.67 65.83
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術?処置等1 なし - - 12.98 - -
080030xxxxxxxx 疱疹(帯状疱疹を除く。)、その類症 - - 7.67 - -
080110xxxxx0xx 水疱症 手術?処置等2 なし - - 28.94 - -
161000x199x0xx 熱傷?化学熱傷?凍傷?電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術?処置等2 なし - - 12.30 - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
当院皮膚科の入院症例では「帯状疱疹」等の症例に対応しております。
なお、外来中国竞彩网と入院中国竞彩网の一部は昭和大学病院で行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - 1 8
大腸癌 - 1 8
乳癌 15 12 - 1 8
肺癌 - - - 1 8
肝癌 - 1
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

解説
当院では初期の乳癌患者を多く受け入れております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 13 24.23 77.46
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
定義
病院外で日常生活していた人が肺炎を発症し、令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院へ入院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

解説
患者さんは中等症が多く、平均年齢は77.00歳と比較的に高齢者が多く入院されております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 119 22.70 75.53 19.50
その他 81 27.36 75.09 15.00
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんを脳梗塞の発症日別に集計したものです。

解説
脳梗塞の患者さんは発症から3日以内に入院してくる患者さんが119名と多く、平均年齢も75.53歳と比較的に高齢者が多く入院されております。
中国竞彩网科別主要手術別患者数等(中国竞彩网科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821? 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合?その他のも 等 1342 0.55 2.02 0.15 74.22
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 等 269 1.01 7.59 0.00 61.47
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 80 1.35 6.48 0.00 67.01
K2682? 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) 72 0.78 5.10 1.39 74.82
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレ 59 0.69 6.29 1.69 70.15
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院眼科を退院された患者さんを手術の種類ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
「水晶体再建術」の手術が最も多く、年間1,342名の患者さんに対して手術を行っています。また当院は平成30年12月に「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」を先進医療として認可を受け、令和2年6月からは選定療養として認可を受けております。
次いで「硝子体茎顕微鏡下離断術」は、年間349名の患者さんに対して手術を行っています。
当院眼科ではこれらの手術以外にも「緑内障手術」等幅広い手術を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0483 骨内異物(挿入物)除去術(下腿) 等 56 0.98 1.46 0.00 50.29
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 54 1.20 4.06 1.85 58.72
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 34 1.03 12.32 0.00 32.59
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 等 25 1.28 3.40 0.00 47.72
K0461 骨折観血的手術(上腕) 等 19 2.11 6.68 5.26 61.63
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院整形外科を退院された患者さんを手術の種類ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
「骨内異物(挿入物)除去術(下腿)」の手術が最も多く、年間56名の患者さんに対して手術を行っております。
次いで「骨折観血的手術(前腕)」は年間54名の患者さんに対し手術を行っています。
脊椎、股関節の手術は昭和医科大学病院で実施していますが、当院も幅広い手術を実施しています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 31 1.00 4.06 3.23 52.74
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 25 0.04 1.24 0.00 69.84
K0301 四肢?躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 12 1.00 3.00 0.00 54.08
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
K0591 軟骨移植術(自家骨移植) 等 - - - - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
「ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)」の手術が最も多く、次いで「眼瞼下垂症手術」を実施しています。
当院形成外科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
麻酔科(ペインクリニック)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1901 脊髄刺激装置植込術(16極以下) 等 47 0.30 11.51 2.13 70.09
K188-2 硬膜外癒着剥離術(局麻) 24 0.88 2.71 0.00 70.83
K1344 腰椎椎間板摘出術 等 22 0.50 2.23 0.00 53.59
K134-4 腰椎椎間板内酵素注入療法 等 - - - - -
K190-2 脊髄刺激装置交換術 - - - - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院麻酔科を退院された患者さんを手術の種類ごとに集計し、上位5つをあげたものです。

解説
「脊髄刺激装置植込術」の手術が最も多く、年間47名の患者さんに対して手術を行っております。
この他、「硬膜外癒着剥離術」や「腰椎椎間板摘出術」等、当院麻酔科(ペインクリニック)では幅広い手術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術?術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術?処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
定義
令和6年6月から令和7年5月までの期間、当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロになりえないものの、少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

解説
当院では年間10件以上の症例はありません。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
117 74 63.25%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数/肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数)×100

解説
手術後の患者さんは血栓ができやすく、下肢の血管にできた血栓が肺に飛んで肺血栓塞栓症を発症するリスクが高いと言われています。
当院では、手術を実施する患者さんの肺血栓塞栓症リスクを評価し、リスクが高い患者さんには弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫法、
抗凝固療法等の予防策を実施することで、肺血栓塞栓症の未然防止に取り組んでいます。
令和6年度、リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者さんへの肺血栓塞栓症の予防対策の実施率は63.25%であり、およそ6割の
患者さんに肺血栓塞栓症の予防対策を実施しています。
注意:リスクが高い患者さんでも状態により予防策を実施できない場合があります。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
388 260 67.01%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数 / 血液培養オーダー日数)×100

解説
感染症を疑った際、抗菌薬治療を開始する前に血液中の細菌の有無やその細菌の種類を特定するため「血液培養検査」を行うことが適切な治療につながります。また、血液培養検査の正確性は1 セットのみの検査の場合約 7割、 2 セットの検査で約 9割に上昇するため、2セットで行うことが推奨されています。当院ではこの血液培養検査2セット実施率を確認し、適切な検査?抗菌薬治療が行われるよう努めております。
なお当指標はDPCデータに基づく値であり、当院の実施率は67.01%と算出されています。
令和6年度は世界的な血液培養ボトルの供給不足が発生していたため、2セット実施率が低くなっていることにご留意ください。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
168 123 73.21%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数 / 広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数)×100

解説
近年、抗菌薬が効かない、いわゆる薬剤耐性菌の増加が世界的な問題となっています。そのため、不適切な抗菌薬の使用は、新たな薬剤耐性菌の発生の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みの強化が国から求められています。
当院では抗菌薬適正使用支援チーム( AST )を組織し、抗菌薬使用についてモニタリングを行っております。こうした取り組みの中で、広域スペクトラム抗菌薬(さまざまな細菌に対して効果を持つ抗菌薬)が処方された患者さんに対して、感染を起こしている原因菌を知るために細菌検査(細菌培養同定検査)を行っています。当指標はDPCデータに基づく値であり、当院の実施率は73.21%と算出されています。今後も抗菌薬の適正使用に努めてまいります。
転倒?転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒?転落件数
(分子)
転倒?転落発生率
90188 147 1.63‰
定義
「令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院に入院した患者さんを対象に、入院期間中に発生した転倒?転落の件数」を下記の式で集計したものです。
(転倒転落の発生件数/入院患者延べ数)×1000

解説
患者さんが転倒?転落に至るのは、入院という環境の変化や疾病?治療?手術の影響によるものなど、 原因はさまざまです。転倒?転落の頻度や、そのうちどの程度が傷害につながったかを分析することで、潜在的なリスクや転倒予防策の効果を包括的に把握し、転倒予防策の有効性を評価しています。当院の発生率は1.63‰発生率は低く、適切な取り組みが実施されています。

注意:上記集計表の分子?分母の項目名に基づくと、退院患者さんを対象に集計したように示されておりますが、「定義」のところで説明しているとおり、入院患者さんを対象に集計した指標となっております。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒?転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
分子の値が10件未満と小さく、医療の質として良好な結果ですが、値が小さすぎるため「-(ハイフン)」で表示しています。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
570 569 99.82%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数/全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数)×100

解説
予防的抗菌薬投与とは、手術後の感染をできるだけ防ぐことを目的とし、手術回直前に抗菌薬を投与することを言います。一般的に手術開始前1時間以内に投与することが推奨されております。当指標はDPCデータに基づく値でありますが、当院の実施率は99.82%と算出されており、予防的抗菌薬投与が適切に実施されていると考えます。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
90145 52 0.06%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を入院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(除外条件に該当する患者を除いた 褥瘡( d2 (真皮までの損傷)以上の褥瘡)の新規発生患者数/除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数)× 100

解説
褥瘡は、看護ケアにおける重要な領域のひとつであり、感染を引き起こすことによって、入院の長期化やQOL(生活の質)低下につながるため、適切に予防やケアをすることが重要となります。当院では全ての入院患者さんに対し、褥瘡の危険因子評価を行っており、リスクのある患者さんには、褥瘡専任医師、専任看護師が計画を立案し、褥瘡発生時は褥瘡ケアチームが介入します(※ケアは専任医師、専任看護師以外も実施します)。その結果、d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率は上記のとおり0.06%となっております。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
3004 2875 95.71%
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(分母のうち、入院後48 時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数/65歳以上の退院患者数) × 100

解説
入院患者さんの栄養状態をアセスメント(評価)し、低栄養のリスクがある患者さんに対して適切な栄養管理を実施していくことは、重要な取り組みとなります。
当院では入院した患者さんに対し、入院後48時間以内にMNA-SF[Mini Nutritional Assessment Short-Form]による栄養スクリーニングを行っており、実施率は上記のとおり95.71%となっていることから、ほぼ全ての患者さんに早期介入をしています。
栄養スクリーニングの結果、低栄養のリスクがあると患者さんにには栄養管理計画書を作成し栄養管理を実施します。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
48747 4606 9.45%
定義
令和6年6月1日から令和7年5月31日までの期間に当院を退院された患者さんを対象に、下記の式で集計したものです。
(分母のうち、身体的拘束日数の総和/退院患者の在院日数の総和) ×100

解説
身体的拘束とは、急性期医療の中で当該疾患の治療が優先され、患者さんの生命および安全確保を目的に、3つの適応要件(切迫性?非代替性?一時性)を満たした場合にやむを得ず、患者さんの手足や体を専用の器具や用具で拘束するものです。当院は患者さんの尊厳を重視し、身体的拘束は最小限に留めるよう努めており、その実施率は上記のとおり9.45%です。一定数の患者さんには身体的拘束を実施しておりますが、最小限に留めている結果を表しています。
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